一日目 そろそろドイツ語中級を脱したいと思った
けっこう長くドイツ語という言語を勉強している。六年と半年くらい。才能がある人ならとっくに一つか二つの外国語くらいマスターしてしまえる時間だ。なのに、
自分のドイツ語はいっこうに上級になった気がしない。
正直、そろそろ「ドイツ語できます」と胸を張って言いたいのだが、ぜんぜんそういうレベルにならないのだ。とにかく自信がない。中級程度のドイツ語を実際の場面で使いこなせているかも微妙だ。で、最近になってやっと考え始めた。
ドイツ語上級になりたい。
が、そもそもドイツ語の上級ってなんなのだろう、と。
なんとなくぼんやりしたイメージはある。ドイツが「できる」人というのは実際にいるし、自分の目で見てもいる。しかし具体的になにができているか、というと、よく分からない。
だからどうやら、まずは「自分が何ができているか、また何ができていないか」、なにより「何がしたいか」という基準で考えていったほうが良さそうだ。どうしたら自分を満足させられるのか。
というわけで、このブログは
(1)ドイツ語で上級になるために自分が習得するべき技能を明確にする。
(2)それに到達するため必要な方法と期間を決める。
(3)それを実際に筆者が試してみる。
という企画の記録だということにしておく。
というわけで、明日は(1)について考えていきます。